GPロサンゼルスに行ってました。

はい！！僕！！学生です！！！！！１１１１１



いや、別に12k払うのはいいですよ。実際何歳以下とか制限かかってる可能性十分あるしね。
個人的には「これまでと全く違うGP体験の提供を目指す」という晴れる屋の意気込みに期待してそれくらいは出せます。あ、GP千葉の話です、もちろん。


で、表題の話も本当で、実はひっそり5月のGPロサンゼルスに参加してました。
しかも地味に初日7-2で人生初のGP2日目も経験しちゃったり。
モダンのこと本当に何もわかってなかったけど(*)、ジャンドっていうデッキがただただ雑に強かった。


で、なんでこのタイミングでそれを書く気になったかっていうと、GP終わった後に同行した友達と

「ChannelFireballの運営、マジ神だったな～。こんなん経験したらもう日本のGP出られんくなるわ～ｗ」

と話してたのを思い出したのです。本当それくらい楽しさが違いすぎて、日本の運営もっと頑張ってよ！と思ってたので、新しい試み、是非やってほしいです。



GPLAは「来場者に気持ちよくお金を使わせる仕組みがすごい」という感じでした。例を挙げると、


1) 初日の開場時点で来場している人だけが【無料で】参加できるパックウォーズのトーナメント。SEで、勝つたびにパックを追加していける。

2) 8構参加者は待ち時間の間、椅子に座らされるのではなく、人数がそろった時点で呼び出し音がなるブザーを持たされ、それまで自由行動ができる。

3) 初日のLCTは、昼のうちはフライト開催のシングルエリミで夜の最終回は定時開催のスイス式。ちょい参加費高めだが1敗ラインまで商品が出るため目いっぱい遊べる。またBYE獲得者にはスリープインが無料でついてくる。(**)

4) サイドイベントの景品はすべて「プライズチケット」なるものに統一されていて、チケット引換所で自分の好きな景品と交換できる仕組み。複数のイベントでためたチケットを一気に使ったり、友達と力を合わせて高額プライズを狙うことも可能。
ちなみに日本のレガシー選手権に相当するイベントの優勝ポイントはアンリミのMox Pearl +α相当の価値だった模様。（そんなん知ってたらレガシー出てたわと密かに思った。）


1と3は低コストで延べ来場者数の増加に貢献しそうだし、2は来場者がショップでの購買に使える時間が増える。4は日本の商品制度より明らかに人が集まりそうだし、ぶっちゃけチケットを使いそびれる人も一定数いると思われる。。。(^_^;)

他にも本選参加でもらえるプライズ一式を入れる箱がストレージボックスになってたりとか、細かいところが一々MTGプレイヤーの喜び所を分かってる感じでもうただただ楽しさしかなかったです。これだけ楽しませようとしてくれたらそりゃ金も喜んで使いますよって感じ。


翻って今回のGP千葉、今わかってる範囲だと、
一番参加費増の原因になっていそうなスリープイン標準装備、これ恩恵を受けられない人の割合が多すぎるのでは？という感じが。
学割も、そもそもグランプリはいろんな参加費のイベントがあって誰でも来られるイベントなんだから、あえてメインイベントの敷居を、しかもこれだけ劇的に下げる必然性はあるのかな～という気がしました。
ペアリングシステムの洗練化とオンラインデッキリスト登録はとてもいいと思います。おりしもついったで「プレイヤーが必死こいて手書きしたデッキリストを運営が必死こいてデータ化するこの不毛さよ…」みたいな話も見たので、運営にとってもいい話なのかもですね。



まあ、新しい試みに失敗はつきものなので、晴れる屋さん一度好きなようにやってみてくださいな、と個人的には思ってます。





(*) 無限頑強相手に軟泥出してるのにタップアウトしてコンボ決められて「はぇ～そのデッキすごいですねえ（無垢）」ってなってるぐらいわかってなかった。
(**)去年のGP京都でBYEを獲った時はスリープインつかないどころか、時間の関係で有償でもつけられないと言われた。当日はLCT燃え尽き症候群で早々に敗退しましたとさ(´・ω・｀)